ブラックジャック攻略の王道!カードカウンティングとは?!

ブラックジャックを愛し、カジノで長年稼ぎ続けた熟練のプレイヤー達が口をそろえて言うのが、「カジノでプレイヤーが確実に稼ぐことが出来るのはブラックジャックのみ」という言葉です。そして彼らが行っている戦術が
「カードカウンティング」
今回はその攻略法の秘密に迫ってみましょう。
目次
カードカウンティングとは?
カードカウンティングとは1つのテーブルで用いられる有限のカードに対し、すでに配られたカードを記憶し、残されたカードの山がプレイヤー側にとって有利か不利かを見定めベット額を増減させる手法の事を言います。
カウンティングの仕組みとは
ルールの性質上、ディーラーは手札が16以上になるまでカードを引く必要があります。もしもバストしてしまえばプレイヤー側が例えへなちょこなハンドだとしてもディーラーに勝つことが出来るのです。
つまり残されたカードの山の中に10(10・J・Q・Kを含む)とAが多くなればディーラーはバーストしやすくプレイヤー側は有利になり、逆に2から6などの小さい数字が山に多くなればその分ディーラーは刻める様になる為有利になります。
ブラックジャックの詳しいルールについてはこちら
このようにカウンティングすることによって現在の自分が有利か不利かを理解し、それにあったアクションを取ることが可能になるのです。
カードカウンティングの方法
先ほど、すでに配られたカードを記憶し、、、って言いましたけど全部覚えるのはさすがにきつすぎます。
そこで考えられたのがカードを3グループに分類しそれぞれに数値を設定する事でした。そうする事で一気に計算を簡潔にすることが可能になったのです。
- 10・J・Q・K・A
これらの強カードが出た場合-1 - 7・8・9
このカードが出た場合は±0 - 2・3・4・5・6
これらのカードは+1として計算する
※カウンティングには多くの方法がありますが、今回はわかりやすい「ハイローシステム」についてご説明します。
実際の例を用いて計算してみましょう。
例でカウンティングを覚えよう
実際のカジノやライブディーラーゲームではプレイヤーは7・8人おり、そのすべてのカードをカウンティングカウンティングする必要があります。
イキナリではさすがに厳しいので、まずはビデオ版で練習してみましょう!
例えばこの状況ですが、右側のプレイヤーからカウンティングしてみましょう。
まずはこちらのプレイヤー「4」は+1で2枚来ているので+2。「10」は-1なので差引+1となります。
このプレイヤーは「5」の+1に対して「K」と「A」-1が二枚で差引-1となります。
つづいて「7」は±0で「J」は-1なので-1
勿論ディーラーの分もカウントしなくてはなりません。「Q」は-1「3」は+1「2」も+1「9」は±0で差引+1となります。
全てのプレイヤーとディーラーの数値を合計すると…
+1 -1 -1 +1 = ±0
今回のゲームでは±0という結果になりました。
なのでベット額にはさほど変更を加える必要はありません。
もしも数値がマイナスだった場合。
「A」や「10」はマイナスとして数えますから、それらのカードが出れば出るほど数値はマイナス域に入っていきます=今後それらの良いカードを引く可能性が低くなる。
という結果になります。そのような時は無理な勝負を避け、ディーラーがバストの自滅狙い勝負をしましょう。
もしも数値がプラスだった場合。
「2」から「6」のような弱いカードは+1でしたね?それらのカードが場に沢山出ていれば数値の合計数も+になっているはずです。
つまりデッキの中に「10」や「A」がたくさん残っているであろうと想定し、ハンドが「11」なら強気の「ダブル」で攻めてみたりと、作戦の幅が広がります。
更にディーラーのバストの可能性も高くなりますから、自分が12という貧弱ハンドであっても無理せず「スタンド」してディーラーの自滅を待ちましょう。
カジノで実践!!
正直ランドカジノにおいて実践するのは難しいでしょう。
実際カジノ側も対策は練っていますから、素人がちょっと噛んだカウンティングをしようものならすぐにばれて出入り禁止を食らいます。
「じゃあいつやんねん」って話ですが、「オンラインカジノ」であれば実践可能です!
こちらが複数人で分担して計算していようと、カメラの向こう側のカジノからしたらそれを見極めるすべはありません。
紙とペンで記入していっても文句を言われることなど無いでしょう。実践するならオンラインカジノが一番です。
まず「計算」と考えると一気に難易度が上がりそうな気がするので、もっと手軽に出来る方法を考えてみましょう。
例えば
- 記入個所を2・3・4・5・6と7・8・9と10・J・Q・K・Aの3ブロックに分けます。
- 出たカードに対してブロックに○でも✖出もいいので記入していきます
- 視覚的にチャックが多いカードが沢山出てしまっているカードという事になります。
2.3.4.5.6 | 7.8.9. | 10・J・Q・K・A | |
出たカード 毎にチェック |
○○○○○○○○○ | ○○○○ | ○○○○○○○○○○○○○○○○ |
備考 | 視覚的に多ければ有利 | ±0なので無視 | 視覚的にここが多ければ不利 |
カウンティングの種類
今回はより簡単に理解していただくために「ハイローシステム」のカウンティングをご説明いたしましたが、カウンティングの種類は非常に豊富で、初級中級上級とより精度の高いものもあります。
もしこれから本気でブラックジャックの攻略に挑むのなら避けては通れないものでしょう。
- カジュアルシステム
- KOシステム
- レッドセブンカウント
- ハイオプトワン
- ハイオプトツー
- ゼン
これだけの種類があります。
しかし今回ご紹介した「ハイローシステム」でも充分に効果を発揮する事が出来ますので、まずはこれからマスターしてみましょう!
まとめ
カウンティングは巷にあるようなオカルトめいたものではなく数学的にもしっかりと有効性を証明された攻略法です。
信頼度はピカ一ですが、100%では無いことを肝に銘じておきましょう。
結局はカウンティングで出た結果に対して、それを扱う人間がどのように立ち振る舞うかにすべてはかかっています。無理な過信は破滅をもたらしますし慎重すぎると大きな利益を逃すこともあります。
攻め時守り時を理解できるようになるまでは、リアルマネーではなく無料ゲーム等で練習するのが得策でしょう。
勿論ディーラーがカードをシャッフルすれば今迄のカウンティングは0になりますし、デッキ数の多さでカウンティングの効力は低くされていますが、それでもカウンティングが脅威なのはそれに対抗しているカジノ側の対応を見れば明らかです。
覚えておいて絶対に損はありません!
他の攻略法と組み合わせることによってあなた独自の最強の攻略法が生まれるかもしれませんよ?